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タウン誌:出す前に、その誌が電通の区分でどちらに属するかを確定させる

タウン誌には無料配布のものと有料販売のものがあり、電通「2025年 日本の広告費」では前者がフリーペーパー、後者が雑誌に入ります。この2つは前年比80.9%と96.3%で、縮み方がまったく違います。自分が出そうとしている誌がどちらなのかを確定しないまま「地域紙は堅い」と判断すると、根拠のない前提で費用を置くことになります。このページでは掲載料の相場を示しません。区分の確定のしかた、誌面に置く記事体広告とステルスマーケティング告示の関係、切り取り式クーポンにかかる景品の上限、号をまたぐ掲載で書けなくなる表現、反応が来た日に同時に要る買取原資を整理します。
集客解決策 🕐 2026-08-31 / 買取ラボ編集部
タウン誌:出す前に、その誌が電通の区分でどちらに属するかを確定させる

タウン誌という区分は統計に無い。属する先が2つに割れている

電通「2025年 日本の広告費」の総広告費は8兆623億円、前年比105.1%です。この中に「タウン誌」という項目はありません。タウン誌の広告費が全体でいくらかを示す一次情報は無く、この媒体だけの伸縮を数字で語ることはできません。

ただし、属する先は2つに絞れます。無料で配布されるタウン誌はプロモーションメディアのフリーペーパー、書店や駅売店で販売されるタウン誌はマスコミ四媒体の雑誌に入ります。 フリーペーパーは1,056億円で前年比80.9%、雑誌は1,135億円で96.3%です。

この2つの差は小さくありません。フリーペーパー80.9%はプロモーションメディア7区分の中で最も大きい下げ幅で、同じ区分の折込96.4%、ダイレクト・メール94.6%より落ちています。一方の雑誌96.3%は、マスコミ四媒体の中では新聞91.8%より上、テレビメディア99.7%・ラジオ99.2%より下という位置です。

営業を受けた誌がどちらなのかを、発行形態から先に確定してください。 無料配布なら1年で約2割縮んでいる区分の媒体、有料販売なら約4%減の区分の媒体という前提が立ちます。ここを曖昧にしたまま「地域に強い」という説明だけで判断すると、市場の方向を1つも見ていないことになります。

縮んでいる区分に出すなら、出す理由を出稿額の外に置くことになる

フリーペーパー1,056億円・前年比80.9%という数字は、全業種・全国の出稿額の合計です。買取店1店の商圏で効くかどうかとは別の話であり、この数字は掲載料の根拠にも、反応率の根拠にもなりません。 借りられるのは、出稿する側全体がこの媒体から引いているという方向までです。

同じ紙の側では折込2,354億円96.4%、ダイレクト・メール2,708億円94.6%、新聞3,136億円91.8%が並び、そろって縮んでいます。伸びているのは屋外3,042億円105.3%、交通1,736億円108.6%、そしてインターネット4兆459億円110.8%(構成比50.2%)です。

この状況で無料配布のタウン誌に出すなら、出す理由は「その媒体が伸びているから」ではなく、自店の商圏と配布経路が一致するからという理由に置き換わります。 出稿額の統計は、この判断を代わりにしてくれません。

掲載料についてはこのページで金額を示しません。媒体別の費用相場は一次情報として取得できておらず、根拠のある数値を出せないためです。比較するなら、発行部数、配布エリア、配布方式(新聞折込・ポスティング・設置)、発行周期、掲載枠のサイズと位置、原稿制作費が別建てかどうかをそろえた建値を複数取ってください。発行周期が違う見積もりを月額に割り戻して比べると、次号までの拘束の長さが見えなくなります。

編集記事の形をした広告は、関与の有無ではなく判別できるかどうかで判断される

タウン誌の営業では、広告枠ではなく取材記事の形で載せる提案が出てきます。ここで効くのが、景品表示法第5条第3号にもとづく指定告示、「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」です。運用基準は令和5年3月28日の消費者庁長官決定で、令和5年10月1日から施行されています。

規制の対象になるのは、商品・サービスを供給する事業者、つまり広告主です。 消費者庁は、企業から広告・宣伝の依頼を受けたインフルエンサー等の第三者は規制の対象とはならないと明記しています。タウン誌側ではなく、掲載を依頼した買取店が負う規律だと考えてください。

分かれ目は関与の有無ではありません。事業者の表示であることが一般消費者にとって明瞭である、または社会通念上明らかであるものは対象になりません。 運用基準は明瞭にする例として、「広告」「宣伝」「プロモーション」「PR」といった文言による表示、「A社から商品の提供を受けて投稿している」といった文章による表示を挙げています。告示は事業者の自由な広告・宣伝活動を制限するものではない、とも示されています。

実務では、取材記事の体裁で自店を紹介する紙面に、広告である旨の表示が入るかどうかを、入稿前に誌面レイアウトで確認してください。 買取業で問題になりやすい形は、来店客の声として掲載する体験談に自店の関与が表示されない場合、買取金額の上乗せや割引と引き換えに好意的なコメントを依頼する場合です。いずれも関与が外から分からない状態になります。措置命令の件数や処分事例は取得していないため、ここでは件数を示しません。

タウン誌に出す前に確定させる項目と、確定に使える一次情報

確定させる項目確定のしかた使える数字
その誌の区分無料配布か有料販売かを発行元に確認するフリーペーパー1,056億円・前年比80.9%/雑誌1,135億円・96.3%
紙媒体全体の方向同じ紙の区分と並べる折込2,354億円96.4%/ダイレクト・メール2,708億円94.6%/新聞3,136億円91.8%
掲載料が妥当か外部の相場は使えない。建値の条件をそろえて比較する一次情報なし。部数・配布方式・エリア・周期・枠・制作費でそろえる
配布エリアが商圏と重なるか設置箇所の一覧と方式別部数を受け取り、地図に落とす店頭買取78.2%/出張買取10.0%/宅配買取9.5%(買取市場13,274億円)
誌面に何を書くか価格以外の判断理由を確認する最重視理由は金銭39.7%/手間19.2%/有効利用14.6%/取りに来てくれる6.2%
どの品目を並べるか不要品が実際に出ている品目から選ぶ書籍29.1%/衣類・服飾品25.8%/家具類17.2%/日用品17.0%/ブランド品14.4%
何号契約するか拘束される買取原資の総額で判断する従業者5人以下の在庫回転期間55.9日・粗利率31.7%・営業利益率0.2%

切り取り式のクーポンは、表示ではなく景品の上限で設計が決まる

タウン誌の誌面には、切り取って持参するクーポンを置けます。号を識別できるため測定に使いやすい一方、内容によって景品規制がかかります。次回の買取時に使える買取価格アップ券、キャッシュバック、自社ポイントの付与は景品類に該当し、総付景品の上限の対象になります。

上限は取引価額で決まります。買取価格が1,000円以上なら取引価額の20%、1,000円未満なら200円です。20%アップ券を配る場合、上限は今回の買取価格の20%であり、今回の買取価格が1万円なら上限は2,000円です。次回の買取価格が2万円でも4,000円を上乗せすることはできず、アップの上限が2,000円であることを券面に明記することになります。狭い誌面でこの注記が入りきるかを、原稿の段階で確かめてください。

設計を変える手もあります。その場で買取価格をアップする場合は、アップ分を含めた買取価格全体が取引の対価になるため、アップ分は原則として景品類に該当しません。 誌面のクーポンを「持参した方はその場で査定額に上乗せ」という形にすれば、券面の注記をめぐる制約は外れます。

クーポンを測定手段として使う場合は、号数と配布エリアを券面に印字してください。回収した券から、どの号のどのエリアが来店に変わったかを号単位で追えます。 これは発行周期のある媒体でしか取れない情報です。

次号まで差し替えられない誌面には、期限と金額を書けない

消費者庁は令和6年4月18日に「景品類等の指定の告示の運用基準について」を改定し、買取サービスも景品表示法の規制対象になり得ることを明確化しました。物品を査定するなどして金銭と引き換える役務を提供していると認められる場合、それが「自己の供給する役務の取引」に当たるという整理です。令和7年4月30日の「買取サービスに関する実態調査報告書」は、問題になりやすい表示を5類型に整理しています。

タウン誌に固有の制約は発行周期です。月刊なら1か月、季刊なら3か月、誌面の内容を差し替えられません。報告書は、1月末までと表示して2月以降も同内容を継続する例をキャンペーンの常態化として挙げています。 発行周期をまたぐ期限を書くと、意図せずこの状態に入ります。

金額も同じです。買取参考価格・買取実績価格の類型では、実際に買い取ることを想定した金額を大きく上回る金額を表示して著しく低い価格で買い取る場合が問題とされ、買い取った実績のない金額を買取実績価格として表示することも認められません。 相場が動く品目の金額を、次号まで動かせない誌面に置くのは、この類型に近づく置き方です。

残る3類型も同様に確認してください。買取価格アップは実際にアップしない場合、買取価格保証は保証価格を下回る金額で買い取る場合(1万円以上と強調しながら汚れを理由に5,000円で買い取る例が挙げられています)、何でも買取りは持ち込まれた物品の一部または全部を買い取らない場合に優良誤認とされます。「どこよりも高く買取り」は、競合他社の買取価格を何ら調査せずに買取価格地域No.1と表示する場合が問題として示されています。 誌面が狭く条件を書く余白がないなら、これらの表現を使わず、買い取る品目を列挙する形にしてください。

配布エリアは商圏ではない。設置箇所の一覧を先に受け取る

買取市場規模は2023年で13,274億円、チャネル別の構成比は店頭買取78.2%、出張買取10.0%、宅配買取9.5%です(消費者庁の実態調査報告書に掲載された数値)。買取の8割近くは客が自分で店まで持ってくる取引なので、届く範囲が持ち込める距離と重なっていなければ、その部数は原価として残ります。

タウン誌には配布方式が複数あります。新聞折込、ポスティング、店舗やクリニックへの設置、駅の設置台などです。方式によって、部数が「配られた数」なのか「置かれた数」なのかが変わります。 置かれた数は、持ち帰られた数とは別です。

発行元に対しては、発行部数だけでなく設置箇所の一覧と、方式ごとの部数の内訳を求めてください。そのうえで自店から持ち込める距離を地図に落とし、重なる部分の部数を数えます。重ならない部数がどれだけあるかが、そのまま判断材料になります。

距離の制約を外したい場合はチャネルを変えることになります。環境省の2024年調査では、保管を除いた排出先で宅配買取サービスの割合が高い品目は玩具・模型23.2%、ソフト・メディア類18.7%、書籍13.6%です。宅配で成立しやすいのは、小さくて壊れにくく単価が読める商材に偏っています。 誌面で宅配を訴求するなら、この偏りに合う品目から並べてください。

誌面が狭いなら、価格ではなく手間の話を置いたほうが射程が広い

環境省の2024年調査は、不要品の排出先を選んだ理由を聞いています(n=1,331、複数回答)。金銭的な理由56.0%、煩雑な手続きや準備をしなくてすむから39.4%、まだ使用する人がいれば有効に利用して欲しかったから33.6%、適切な引渡先と考えたから18.7%、自分で運搬する必要がなく家まで取りに来てくれるから16.1%と続きます。

最も重視した理由を1つだけ選ぶ形で聞くと、金銭的な理由39.7%、煩雑な手続きや準備をしなくてすむから19.2%、有効に利用して欲しかったから14.6%、家まで取りに来てくれるから6.2%でした。金銭が最重視である人は4割弱で、残り6割は手間・気持ち・利便性で決めています。

誌面の面積は限られています。そこに買取価格を置くと、金額を書けない制約(前節)と、価格で選ぶ4割弱にしか届かない制約の両方を同時に負います。手間の側、すなわち持ち込みから支払いまでの手順、身分証明書として使えるもの、査定にかかる時間、点数の上限の有無を書くほうが、書ける内容の範囲も届く相手の範囲も広くなります。

何を買い取るかを並べるときは、実際に不要品が出ている品目から選べます。過去1年に不要品が発生した人の割合は書籍29.1%、ブランド品を除く衣類・服飾品25.8%、家具類17.2%、日用品・生活雑貨17.0%、ブランド品14.4%、ソフト・メディア類12.7%、パソコン・周辺機器11.2%です。書籍と衣類が突出しており、買取店の集客商材に本と服が使われる理由はここで説明できます。

反応が出た号は、同じ月に買取原資も出ていく号である

買取業では、掲載の反応が出て成約したとき、入ってくるのは売上ではなく在庫で、出ていくのは現金です。 客にその場で代金を渡し、その品物が売れてから回収します。査定額がそのまま仕入原価になるため、反応を増やす最も手早い方法である買取価格の引き上げは、原価の引き上げと同じ操作になります。

中小企業実態基本調査(令和6年確報・令和5年度決算実績、法人企業・小売業)では、従業者5人以下の在庫回転期間は55.9日、粗利率31.7%、営業利益率0.2%です。従業者6〜20人は32.6日、31.2%、1.5%でした。粗利率はほぼ同じなのに営業利益率が7倍以上開いており、差がついているのは在庫が現金に戻るまでの速度です。 これは買取業に限定した統計ではなく中小小売業全体の値なので、自店の数字を当てる物差しとして使ってください。

月刊誌に毎号出すという決め方は、毎月一定量の査定と、それに対応する現金の拘束を作り続けるという決め方でもあります。 複数号の一括契約で割引が付く提案を受けたときは、割引額ではなく、その号数の期間に拘束される現金の総額で判断してください。

測る指標は、誌面の見た人数ではなく、号ごとの来店客数、買取が成立した点数、その原価の合計、売却までの日数の4つに置きます。切り取り式クーポンに号数を印字しておけば、この4つを号単位で紐づけられます。

誌面から出張買取につなぐなら、要請の範囲を記録できる形にしてから出す

消費者の自宅等、営業所等以外の場所で売買契約の申込みを受けまたは締結して行う物品の購入は、特定商取引法の訪問購入に当たります(第58条の4)。誌面に出張買取の電話番号を載せること自体は訪問購入ではありません。線が引かれるのは訪問先で勧誘を始めたときです。

第58条の6第1項は、勧誘の要請をしていない者に対し営業所等以外の場所で契約締結の勧誘をし、または勧誘を受ける意思の有無を確認することを禁じています。第2項は勧誘に先立って勧誘を受ける意思があることを確認しない勧誘を、第3項は締結しない旨の意思を表示した者への勧誘を禁じています。誌面を見て電話をかけてきた人は要請をしていますが、要請の範囲はその電話で言われた品目までです。

国民生活センターに寄せられる相談で繰り返し登場する型は「不用品や和服の買い取りのはずが貴金属を買い取られた」というものです。古本・洋服・食器などを名目に訪問して貴金属を買い取る手口が中心で、これは要請の範囲を超えた勧誘そのものです。 電話で受けた品目・訪問先・日時をその場で記録する運用を、掲載を始める前に決めてください。

訪問時にかかる義務は、勧誘に先立つ氏名・勧誘目的・物品の種類の明示(第58条の5)、書面の交付(第58条の7・第58条の8)、引渡しの拒絶に関する告知(第58条の9)、第三者へ引き渡した場合の通知(第58条の11)、法定書面を受け取った日から数えて8日以内のクーリング・オフ(第58条の14)です。2026年8月4日、九州経済産業局は宝石・貴金属・時計等の中古品を扱う3社に対し、業務停止命令9か月と指示、代表者への業務禁止命令9か月を出しました。 違反行為はいずれも手続き義務の不履行と勧誘規制違反です。

確認すべきこと

#チェック項目
1その誌が無料配布(フリーペーパー区分)か有料販売(雑誌区分)かを発行元に確認したか
2発行部数だけでなく、配布方式ごとの内訳と設置箇所の一覧を受け取ったか
3配布エリアと、自店に持ち込める距離を地図上で突き合わせたか
4取材記事の形で載せる場合、広告である旨の表示が誌面レイアウトに入っているかを入稿前に確認したか
5来店客の声として載せる体験談について、自店の関与が判別できる表示になっているか
6買取金額の上乗せや割引と引き換えに好意的なコメントを依頼していないか
7誌面に書く期限が、次号の発行日を越えていないか
8相場で動く買取価格を誌面に載せていないか
9買い取った実績のない金額を、買取実績価格として表示していないか
10地域No.1などの表示を出す場合、競合他社の買取価格を調査した記録があるか
11切り取り式クーポンが次回使える形なら、上限が今回の買取価格の20%であることを券面に明記しているか(取引価額1,000円未満なら200円)
12その場で査定額に上乗せする形へ変えられないかを先に検討したか
13クーポンに号数と配布エリアを印字し、号単位で来店を追える形にしたか
14誌面の訴求に、持ち込みの手順・必要な身分証明書・査定にかかる時間を入れたか
15複数号の一括契約を判断するとき、その期間に拘束される買取原資の総額を見積もったか
16誌面から出張買取の依頼を受けたとき、品目・訪問先・日時を記録する運用があるか

よくある失敗

無料配布のタウン誌と有料販売のタウン誌を同じ媒体として扱い、「地域紙は堅い」という前提で費用を置く状態です。電通「2025年 日本の広告費」では前者がフリーペーパー1,056億円・前年比80.9%、後者が雑誌1,135億円・96.3%に入り、フリーペーパーはプロモーションメディア7区分で最も大きく下げています。折込96.4%やダイレクト・メール94.6%より落ちている区分と、新聞91.8%より持ちこたえている区分では、置くべき前提が違います。営業を受けた時点で発行形態を確認してください。

取材記事の形で掲載してもらい、広告である旨の表示を入れないまま入稿する状態です。景品表示法第5条第3号の指定告示は令和5年10月1日から施行されており、事業者の表示であることを一般消費者が判別することが困難な表示が対象になります。規制対象は依頼を受けた第三者ではなく、商品・サービスを供給する事業者すなわち買取店です。基準は関与の有無ではなく、関与が判別できるかどうかで、運用基準は「広告」「宣伝」「プロモーション」「PR」といった文言による表示を明瞭にする例として挙げています。誌面レイアウトの確認を入稿工程に入れてください。

月刊誌に毎号出す契約を割引額で判断し、毎月の査定増加に見合う現金を用意していない状態です。買取業では成約した時点で出ていくのは現金、入ってくるのは在庫で、査定額がそのまま仕入原価になります。中小小売業では従業者5人以下の在庫回転期間が55.9日、粗利率31.7%に対して営業利益率0.2%、6〜20人は32.6日・31.2%・1.5%で、粗利率がほぼ同じでも回転で差が付いています。契約号数の判断は、割引額ではなくその期間に拘束される買取原資の総額で行ってください。

よくある質問

質問回答
タウン誌広告の市場規模や掲載料の相場は分かりますかタウン誌という区分は電通「2025年 日本の広告費」にありません。分かるのは、無料配布ならフリーペーパー1,056億円・前年比80.9%、有料販売なら雑誌1,135億円・96.3%という上位区分の動きまでです。掲載料については媒体別の費用相場が一次情報として取得できておらず、このページでは金額を示しません。比較するなら、発行部数、配布エリア、配布方式、発行周期、掲載枠のサイズと位置、原稿制作費が別建てかどうかをそろえた建値を複数取ってください。発行周期が違うものを月額に割り戻すと、次号までの拘束の長さが見えなくなります。
フリーペーパーが80.9%まで落ちているなら、出す意味はないということですかその結論はこの数字からは出ません。1,056億円は全業種・全国の出稿額の合計で、買取店1店の商圏で効くかどうかとは別の話です。言えるのは、出稿する側全体がこの媒体から引いているという方向までで、掲載料の根拠にも反応率の根拠にもなりません。出す判断は、配布エリアと自店に持ち込める距離が重なっているか、設置箇所が自店の客層の動線上にあるかで行ってください。買取の8割近くは店頭買取78.2%で、客が自分で持ってくる取引です。
取材記事の形で載せてもらう提案を受けました。そのまま載せてよいですか広告である旨の表示が入るかどうかを入稿前に確認してください。景品表示法第5条第3号の指定告示「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」は令和5年10月1日から施行されており、これに当たる表示は景品表示法違反になります。規制対象は商品・サービスを供給する事業者すなわち買取店で、依頼を受けた第三者は対象外です。基準は関与の有無ではなく、関与が判別できるかどうかです。運用基準は「広告」「宣伝」「プロモーション」「PR」といった文言による表示、提供を受けている旨の文章による表示を、明瞭になっている例として挙げています。
誌面に「次回20%アップ」の切り取りクーポンを付けてもよいですか景品規制の上限がかかります。次回の買取時に使える買取価格アップ券、キャッシュバック、自社ポイントは景品類に該当し、総付景品の上限は取引価額が1,000円以上なら取引価額の20%、1,000円未満なら200円です。今回の買取価格が1万円なら上限は2,000円で、次回の買取価格が2万円でも4,000円は上乗せできず、上限2,000円であることを券面に明記することになります。狭い誌面でこの注記が入りきるかを原稿段階で確かめてください。その場で査定額に上乗せする形にすれば、アップ分を含めた全体が取引の対価になるため、アップ分は原則として景品類に当たりません。
誌面に買取価格の目安を載せたいのですが発行周期のあいだ差し替えられない面に、相場で動く金額を置くことになります。消費者庁「買取サービスに関する実態調査報告書」(令和7年4月30日)は、実際に買い取ることを想定した金額を大きく上回る金額を表示して著しく低い価格で買い取る場合を問題とし、買い取った実績のない金額を買取実績価格と表示することも認められないとしています。期限つきの表現も同様で、1月末までと表示して2月以降も同内容を継続する例がキャンペーンの常態化として挙げられています。金額と期限は次号まで動かせないという前提で、原稿から外す判断を先に行ってください。
誌面が狭いとき、何を優先して書けばよいですか手間に関する情報を優先してください。環境省の2024年調査で、不要品の排出先を選んだ理由を1つだけ選ぶ形で聞くと、金銭的な理由39.7%、煩雑な手続きや準備をしなくてすむから19.2%、まだ使用する人がいれば有効に利用して欲しかったから14.6%、自分で運搬する必要がなく家まで取りに来てくれるから6.2%でした。金銭を最重視する人は4割弱で、残り6割は手間・気持ち・利便性で決めています。買取価格は誌面に書けない制約もあるため、持ち込みの手順、必要な身分証明書、査定にかかる時間、点数の上限の有無を置くほうが射程が広くなります。
掲載の効果は何で測ればよいですか号ごとの来店客数、買取が成立した点数、その原価の合計、売却までの日数の4つで測ってください。切り取り式クーポンに号数と配布エリアを印字しておけば、この4つを号単位で紐づけられます。誌面を見た人数を指標に置くと、原価を上げて反応を買った状態と実力で増えた状態を区別できません。買取業で反応を増やす最短手段は買取価格の引き上げで、それは仕入原価の引き上げと同じ操作です。中小小売業では従業者5人以下の在庫回転期間55.9日・粗利率31.7%・営業利益率0.2%、6〜20人は32.6日・31.2%・1.5%です。

「タウン誌」が効く課題

この解決策が打ち手になりうる課題を4件挙げます。

集客課題
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遺品整理と生前整理は、点数が多く、保管されていた品がまとまって出る場面です。ただし取引の相手方が誰なのかが、個人からの通常の買取ほど単純に決…
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販促物の効果が測れない原因は、記録の習慣ではなく記録の構造にあります。古物営業法第16条の帳簿は3年分どの店にも必ずありますが、載るのは成立…

取扱ジャンル別に見る

扱う商材によって、不要品の発生量も、値段が付くかどうかも、どこに売られるかも変わります。タウン誌をジャンル別に見たページを用意しています。

買取形式別に見る

店舗を構えるか、出張に出るか、宅配で受けるか。買取形式によって前提となる商圏も、かかる規制も変わります。

集客解決策の他の項目

SEOリスティング広告ディスプレイ広告Facebook広告Twitter(X)広告アドネットワークLINE査定ポータルサイト登録折り込みチラシDMポスティングチラシマグネット・のぼり・看板電話帳広告MEOInstagram運用FAXテレアポ(架電)リピーター獲得LINEリピーター獲得メルマガYouTube運用TikTok運用風評被害対策看板・ファサード(外観)Googleビジネスプロフィール最適化口コミ獲得施策一括査定サイトへの掲載比較サイトへの掲載アフィリエイトインフルエンサー施策LINE公式アカウント運用SMS配信リターゲティング広告YouTube広告TikTok広告X(旧Twitter)運用動画広告交通広告(電車・バス)ラジオCMテレビCM新聞広告サンプリング・街頭配布地域イベント出展催事での出張買取商業施設での催事買取異業種提携(不動産・葬儀・リフォーム)紹介キャンペーン友達紹介プログラム買取金額アップキャンペーンクーポン配布ポイント制度会員制度ノベルティ配布ホームページリニューアルLPO(ランディングページ最適化)EFO(入力フォーム最適化)チャットボット導入Web接客ツールオンライン相談会プレスリリース配信オウンドメディア運営記事広告(タイアップ)買取相場ページの作成買取実績ページの作成地域名SEO(エリアページ)指名検索の獲得ブランド別ページの作成

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