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貴金属・ジュエリー買取における遺品整理・相続案件の対応

遺品整理・相続案件の対応を貴金属・ジュエリー向けに検討するときに変わるのは、判断に使う数字です。貴金属・ジュエリーに固有の公表統計と、確認すべき点を整理します。
運営課題 >遺品整理・相続案件の対応 🕐 2026-08-31 / 買取ラボ編集部
貴金属・ジュエリー買取における遺品整理・相続案件の対応
このページは「遺品整理・相続案件の対応」の貴金属・ジュエリー編です

遺品整理・相続案件の対応の進め方・判断基準・費用の考え方は、親ページにまとめてあります。 このページでは貴金属・ジュエリーに固有の数字と論点だけを扱います。 はじめての方は先に親ページをお読みください。

親ページ:遺品整理・相続案件の対応:最初に決めるのは価格ではなく、誰から買うのかと、そこで受け取ってよいのかである

古物営業法第15条第1項が確認するのは「相手方」です。亡くなった方は相手方になりません。売主が誰かを決めないまま査定を始めると、第16条の帳簿に書く相手方が定まりません。さらに第14条第1項は、営業所または相手方の住所・居所以外の場所で古物を受け取ることを禁じています。相続人が別居している場合、故人の自宅がその「住所又は居所」に当たるかは条文の文言だけでは決まりません。この記事では、売主の確定、受取場所の扱い、クーリング・オフの対象物品と適用除外物品が同じ現場に混在すること、そして少額でも確認が要る7品目が遺品に大量に含まれることを整理します。

親ページの内容
  1. 相手方は相続人である。故人は相手方になれない
  2. 故人の自宅が受取場所として使えるかは、自明ではない
  3. 相続人が複数いる場合、帳簿には1人しか書けない
  4. 自宅へ伺って買い取れば、片付けの手伝いでも訪問購入である
  5. 適用除外物品と対象物品が、同じ部屋から同時に出てくる
  6. 少額でも確認が要る7品目は、遺品に大量に含まれる
  7. 相談件数は減っている。増えていると書かれた資料を疑う
  8. 現場での順序は、売主・場所・品目の分離・書面である

このほかチェック項目12点、よくある失敗、 よくある質問6件を掲載しています。

貴金属・ジュエリーの数字

公表統計から、貴金属・ジュエリーに関係する数値を抜き出しました。遺品整理・相続案件の対応を検討するときの前提になります。

指標数値
古物商による不正品申告のうち 時計・宝飾品類(令和7年)31件(総数129件)
質屋による不正品申告のうち 時計・宝飾品類(令和7年)40件(総数47件)
訪問購入の行政処分で対象となった取扱商品宝石・貴金属・時計等の中古品
環境省のリユース市場規模 ブランド品(2024年)2,208億円
出典:警察庁「令和7年中における古物営業・質屋営業の概況」/消費者庁 特商法 執行状況/環境省

貴金属・ジュエリーに含まれる主な取扱商材

貴金属・ジュエリーとして買い取る対象は幅があります。遺品整理・相続案件の対応を考えるときは、下のどれを主力にするかで前提が変わります。

24金(純金)22金20金18金14金10金9金ホワイトゴールドピンクゴールドイエローゴールドグリーンゴールド金のインゴット金貨記念金貨小判Pt1000(純プラチナ)Pt950Pt900Pt850プラチナインゴットプラチナ貨純銀(SV1000)SV925(スターリングシルバー)銀インゴット銀貨パラジウムロジウムちぎれたネックレス変形した指輪石が取れたリング片方だけのピアス留め具が壊れたブレスレット金・プラチナの切れ端歪んだアクセサリーダイヤモンドルビーサファイアエメラルドパライバトルマリンアレキサンドライトブラックオパールタンザナイト翡翠(ヒスイ)アクアマリンアメジストオパールガーネットターコイズ(トルコ石)トパーズトルマリンペリドットモルガナイト真珠(パール)南洋真珠黒蝶真珠珊瑚(コーラル)琥珀(アンバー)象牙(登録票付き)金製の仏像銀製の仏像おりん(仏具)金箔金盃銀盃銀製茶壺銀製やかん金製小判レプリカ金製カレンダー金歯歯科用金属スクラップ(パラジウム等)眼鏡の金フレーム金メッキのライター金メッキの万年筆ペン先工業用ルツボプリント基板(抽出用)ボンディングワイヤー

貴金属・ジュエリーで変わる点

遺品整理・相続案件の対応の進め方そのものは貴金属・ジュエリーでも大きくは変わりません。変わるのは、判断に使う数字と、優先すべき確認項目です。上の数値を踏まえたうえで、親ページのチェック項目を貴金属・ジュエリーの条件に置き換えて使ってください。

遺品整理・相続案件の対応の全体像はこちら
進め方、判断基準、確認すべき12点、よくある失敗、 よくある質問6件をまとめています
遺品整理・相続案件の対応:最初に決めるのは価格ではなく、誰から買うのかと、そこで受け取ってよいのかである

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