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医療・介護機器買取における盗品・不正品(盗難届・不正作出)リスク

盗品・不正品(盗難届・不正作出)リスクを医療・介護機器向けに検討するときに変わるのは、判断に使う数字です。医療・介護機器に固有の公表統計と、確認すべき点を整理します。
運営課題 >盗品・不正品(盗難届・不正作出)リスク 🕐 2026-08-31 / 買取ラボ編集部
医療・介護機器買取における盗品・不正品(盗難届・不正作出)リスク
このページは「盗品・不正品(盗難届・不正作出)リスク」の医療・介護機器編です

盗品・不正品(盗難届・不正作出)リスクの進め方・判断基準・費用の考え方は、親ページにまとめてあります。 このページでは医療・介護機器に固有の数字と論点だけを扱います。 はじめての方は先に親ページをお読みください。

親ページ:盗品・不正品リスク:盗品が持ち込まれる前提の業種であり、記帳は自店の管理ではなく流通防止のために課されている

買取店は、盗品や不正作出された物が持ち込まれる可能性を織り込んで制度が組まれている業種です。古物営業法第15条第3項は不正品の疑いがあると認めるときの警察官への申告を義務づけ、第16条の記帳と第18条の3年保存は取引の経路を後から追えるようにするために課されています。警察庁の統計では令和7年中の古物商による不正品申告は129件で、道具類37件・時計宝飾品類31件・機械工具類22件・書籍17件と、扱う区分でリスクの現れ方がはっきり分かれます。この記事では、区分ごとの濃淡、1万円未満の免除と7品目の例外、疑いを持った場面での動き方を条文と統計に沿って整理します。

親ページの内容
  1. 記帳義務は自店の管理のためではなく、盗品等の流通防止のためにある
  2. 令和7年の不正品申告は129件。上位3区分で約7割が集中している
  3. 件数の少なさは安全の証明にならない。申告は店が気づいた分だけ計上される
  4. 1万円未満の確認免除は、疑いを持ったときの免除ではない
  5. 7品目は、盗難品が流れやすいものとして名指しされている
  6. 疑いを持った場面で店がとる動きは、断ることではなく申告すること
  7. 見抜く力は管理者に集約される。第13条第3項は努力義務だが運用の中心にある
  8. 出張買取と催事では、受取場所と勧誘のルールが別にかかる

このほかチェック項目11点、よくある失敗、 よくある質問6件を掲載しています。

医療・介護機器の数字

公表統計から、医療・介護機器に関係する数値を抜き出しました。盗品・不正品(盗難届・不正作出)リスクを検討するときの前提になります。

指標数値
環境省リユース市場規模統計の対象対象外。同調査は一般消費者の最終需要が対象で、事業者向け(建設機械・医療機器・オフィス家具など)を含まない
古物営業法の区分別 不正品申告(機械工具類・令和7年)22件(古物商からの申告 総数129件)
BtoB-EC市場規模(2024年)514.4兆円(前年比+10.6%)
BtoB-ECのEC化率(2024年)43.1%(前年比+3.1pt)
出典:経済産業省「令和6年度電子商取引に関する市場調査」2025年8月26日/環境省「令和6年度リユース市場規模調査報告書」(対象範囲の記載)/警察庁「令和7年中における古物営業・質屋営業の概況」

医療・介護機器に含まれる主な取扱商材

医療・介護機器として買い取る対象は幅があります。盗品・不正品(盗難届・不正作出)リスクを考えるときは、下のどれを主力にするかで前提が変わります。

超音波診断装置(エコー)内視鏡システムX線撮影装置(レントゲン)CTスキャナMRI装置心電計血圧計(医療用)患者モニター(ベッドサイドモニター)人工呼吸器AED(自動体外式除細動器)電気メス手術用顕微鏡手術台無影灯歯科ユニット(チェア)歯科用CT・パノラマ歯科技工用機器オートクレーブ(滅菌器)遠心分離機生化学分析装置血球計数装置調剤用分包機電子カルテ端末診察台・処置台医療用ベッド介護用リフト入浴用リフト電動車椅子介護用エアマット訪問入浴車リハビリ機器(歩行訓練器)牽引装置(治療用)低周波治療器(業務用)眼科検査機器(オートレフ)視力検査装置聴力検査装置分娩台保育器透析装置レーザー治療器超音波洗浄器(医療用)

医療・介護機器で変わる点

盗品・不正品(盗難届・不正作出)リスクの進め方そのものは医療・介護機器でも大きくは変わりません。変わるのは、判断に使う数字と、優先すべき確認項目です。上の数値を踏まえたうえで、親ページのチェック項目を医療・介護機器の条件に置き換えて使ってください。

盗品・不正品(盗難届・不正作出)リスクの全体像はこちら
進め方、判断基準、確認すべき11点、よくある失敗、 よくある質問6件をまとめています
盗品・不正品リスク:盗品が持ち込まれる前提の業種であり、記帳は自店の管理ではなく流通防止のために課されている

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