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骨董品・美術品買取における広告費の高騰

広告費の高騰を骨董品・美術品向けに検討するときに変わるのは、判断に使う数字です。骨董品・美術品に固有の公表統計と、確認すべき点を整理します。
集客課題 >広告費の高騰 🕐 2026-08-31 / 買取ラボ編集部
骨董品・美術品買取における広告費の高騰
このページは「広告費の高騰」の骨董品・美術品編です

広告費の高騰の進め方・判断基準・費用の考え方は、親ページにまとめてあります。 このページでは骨董品・美術品に固有の数字と論点だけを扱います。 はじめての方は先に親ページをお読みください。

親ページ:広告費の高騰:上がっているのは単価だけではない。広告費と買取原資は同時に増える

買取業の広告費は、他業種と同じようには増やせません。広告で集まるのは「売りたい人」であり、反響が増えればその場で渡す現金も増えるからです。広告費は先に出て、在庫が現金に戻るのは約2か月後になります。市場全体の出稿額から自店の費用相場は導けないため、ここでは公表されている数字で確かめられる範囲だけを扱い、判断は自社の実測値に戻す形で整理します。

親ページの内容
  1. 「広告費が上がった」を、市場全体の話と自社の話に分けて確かめる
  2. 買取業で公表されている広告費の推移は、6年で約1.6倍になっている
  3. 広告で集まるのは「売りたい人」。成果は売上ではなく仕入として現れる
  4. 広告費は先に出る。在庫が現金に戻るのは約2か月後になる
  5. 広告費は営業利益0.2%の中から出る。増額の原資は粗利より回転で作る
  6. 紙媒体が縮んでいることは、自店の単価が上がった理由の説明にならない
  7. 「広告費を下げる」より先に、広告費がかからない反響の比率を見る
  8. 広告文を作り直すときは、費用ではなく表示の根拠から始める

このほかチェック項目10点、よくある失敗、 よくある質問6件を掲載しています。

骨董品・美術品の数字

公表統計から、骨董品・美術品に関係する数値を抜き出しました。広告費の高騰を検討するときの前提になります。

指標数値
骨とう品小売業の年間商品販売額(2021年)378億円
2016年比△38.5%(2016年 613億円)
事業所数(2021年)387所
販売額に占めるインターネット販売の割合17.1%(4業種で最高)
出典:経済産業省・総務省「経済センサス-活動調査」令和3年

骨董品・美術品に含まれる主な取扱商材

骨董品・美術品として買い取る対象は幅があります。広告費の高騰を考えるときは、下のどれを主力にするかで前提が変わります。

掛け軸絵画(油彩・油絵)日本画水彩画版画(木版画・リトグラフ・シルクスクリーン)浮世絵現代アート作品彫刻・ブロンズ像木彫・牙彫(象牙彫刻等)ガラス工芸品(ガレ・ドーム等)西洋アンティーク品(マイセン・ガレ等)和家具(時代箪笥・水屋箪笥等)古民具・民芸品火鉢鉄瓶銀瓶金瓶銅器・真鍮器漆器・蒔絵蒔絵重箱硯箱・文箱盆栽鉢陶磁器(古伊万里・九谷焼・備前焼等)茶碗(抹茶碗)茶壺水指香炉棗(なつめ)鉄足(茶道具)釜(茶釜)和楽器(古琴・古太鼓等)日本刀・刀剣脇差・短刀刀装具(鍔・目貫・柄頭等)甲冑・兜・武具火縄銃古文書・和本古い地図(古地図)古銭・大判・小判和同開珎等(古貨幣)海外アンティークコイン切手(中国切手・歴史的プレミアム切手)屏風・衝立印籠根付和鏡・古鏡着物(アンティーク・作家物)帯(袋帯・名古屋帯)帯留め・かんざし面(能面・神楽面)仏像(木彫・銅造・石造等)仏画・曼荼羅念珠・数珠(高級素材・アンティーク)金製・銀製仏具香木(沈香・伽羅等)古墨硯(端渓硯等)筆(唐筆等)画仙紙(古紙)翡翠彫刻・玉(ぎょく)骨董時計(柱時計・和時計等)蓄音機オルゴール(アンティーク)ホーロー看板レトロポスター戦前のおもちゃ剥製(登録票付き)

骨董品・美術品で変わる点

広告費の高騰の進め方そのものは骨董品・美術品でも大きくは変わりません。変わるのは、判断に使う数字と、優先すべき確認項目です。上の数値を踏まえたうえで、親ページのチェック項目を骨董品・美術品の条件に置き換えて使ってください。

広告費の高騰の全体像はこちら
進め方、判断基準、確認すべき10点、よくある失敗、 よくある質問6件をまとめています
広告費の高騰:上がっているのは単価だけではない。広告費と買取原資は同時に増える

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