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農業機械買取における古物台帳の記載漏れ

古物台帳の記載漏れを農業機械向けに検討するときに変わるのは、判断に使う数字です。農業機械に固有の公表統計と、確認すべき点を整理します。
運営課題 >古物台帳の記載漏れ 🕐 2026-08-31 / 買取ラボ編集部
農業機械買取における古物台帳の記載漏れ
このページは「古物台帳の記載漏れ」の農業機械編です

古物台帳の記載漏れの進め方・判断基準・費用の考え方は、親ページにまとめてあります。 このページでは農業機械に固有の数字と論点だけを扱います。 はじめての方は先に親ページをお読みください。

親ページ:古物台帳の記載漏れ:後から埋める作業ではない。第16条の記載と第18条の3年保存がそのまま罰則の対象になる

古物台帳は自店の在庫管理簿ではありません。古物営業法第16条が記載を命じ、第18条第1項が最終記載の日から3年間の備付けを命じているのは、盗品等の流通を防ぐために取引の経路を追えるようにするためです。記載漏れは第33条第2号で6月以下の拘禁刑または30万円以下の罰金の対象になり、虚偽記載と同じ条文で扱われます。この記事では、記載事項のどこが抜けるのか、1万円未満で記帳が免除される取引と免除されない7品目の線がどこにあるのか、抜けを当日中に見つける運用をどう組むかを、条文と警察庁の統計に沿って整理します。

親ページの内容
  1. 台帳は自店のためではなく、盗品を追うために書かせている
  2. 抜けるのは③古物の特徴と⑤措置の区分。①②④は伝票から埋まる
  3. 1万円未満は記帳も免除される。ただし7品目は少額でも書く
  4. 記載漏れと虚偽記載は同じ条文。「書き忘れ」で軽くなる構造ではない
  5. 3年の起算点は「最終記載の日」。取引日から3年ではない
  6. 台帳を失くしたら、直すのではなく届け出る
  7. 記載漏れは翌日には埋められない。当日締めに寄せる
  8. デジタル化は漏れを減らすが、要件を満たすかは別に確認する

このほかチェック項目11点、よくある失敗、 よくある質問6件を掲載しています。

農業機械の数字

公表統計から、農業機械に関係する数値を抜き出しました。古物台帳の記載漏れを検討するときの前提になります。

指標数値
環境省リユース市場規模統計の対象対象外。同調査は一般消費者の最終需要が対象で、事業者向け(建設機械・医療機器・オフィス家具など)を含まない
古物営業法の区分別 不正品申告(機械工具類・令和7年)22件(古物商からの申告 総数129件)
BtoB-EC市場規模(2024年)514.4兆円(前年比+10.6%)
BtoB-ECのEC化率(2024年)43.1%(前年比+3.1pt)
出典:経済産業省「令和6年度電子商取引に関する市場調査」2025年8月26日/環境省「令和6年度リユース市場規模調査報告書」(対象範囲の記載)/警察庁「令和7年中における古物営業・質屋営業の概況」

農業機械に含まれる主な取扱商材

農業機械として買い取る対象は幅があります。古物台帳の記載漏れを考えるときは、下のどれを主力にするかで前提が変わります。

トラクター乗用トラクター歩行型トラクターコンバイン自走式コンバイン普通型コンバイン(汎用コンバイン)田植え機乗用田植え機歩行型田植え機耕運機管理機バインダー(刈取機)ハーベスター(脱穀機)スピードスプレヤー(SS・果樹用防除機)動噴(動力噴霧機)背負式動噴ラジコン動噴農業用ドローン(農薬散布用)乗用草刈機(モア)自走式草刈機ハンマーナイフモア刈払機(エンジン式・充電式)チェーンソー(農業・林業用)チッパー・粉砕機(樹木・枝用)運搬車(手押し・乗用・クローラー)高所作業車(果樹園用)脱穀機籾すり機米麦乾燥機選別機(色彩選別機・米選機)計量機(自動計量機)精米機(業務用)野菜移植機野菜収穫機(ポテトハーベスター・キャベツ収穫機等)播種機(種まき機)育苗箱・播種プラントマルチロータリー(マルチ貼り機)掘取機(芋掘り機等)施肥機(ブロードキャスター・ライムソワー)堆肥散布機(マニュアスプレッダー)溝掘機(トレンチャー)サブソイラー(心土破砕機)プラウ(耕起用具)ハロー(代かき・整地用)ロータリー(トラクターアタッチメント)草刈用アタッチメント除雪機(農地・敷地用)ビニールハウス用暖房機(ハウスヒーター)環境制御装置(ハウス用自動換気・灌水装置)液肥混入器高圧洗浄機(農機洗浄用)

農業機械で変わる点

古物台帳の記載漏れの進め方そのものは農業機械でも大きくは変わりません。変わるのは、判断に使う数字と、優先すべき確認項目です。上の数値を踏まえたうえで、親ページのチェック項目を農業機械の条件に置き換えて使ってください。

古物台帳の記載漏れの全体像はこちら
進め方、判断基準、確認すべき11点、よくある失敗、 よくある質問6件をまとめています
古物台帳の記載漏れ:後から埋める作業ではない。第16条の記載と第18条の3年保存がそのまま罰則の対象になる

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