
レジ・釣銭準備金の用意の進め方・判断基準・費用の考え方は、親ページにまとめてあります。 このページでは貴金属・ジュエリーに固有の数字と論点だけを扱います。 はじめての方は先に親ページをお読みください。
一般の小売店のレジには現金が入ってきますが、買取店のレジからは現金が出ていきます。用意すべき金額は売上規模ではなく、1日に何件、平均いくら買い取るかで決まります。この記事では、必要額を仕入計画から日割りで置く手順、釣銭準備金と買取原資を別勘定にする理由、レジから出た現金が平均で二か月近く戻らない構造、そして高額買取に振込を併用するときの設計を扱います。1万円という金額の線は本人確認の免除の線であって、現金準備の線ではありません。この混同が起きやすい場所も併せて整理します。
このほかチェック項目11点、よくある失敗、 よくある質問6件を掲載しています。
公表統計から、貴金属・ジュエリーに関係する数値を抜き出しました。レジ・釣銭準備金の用意を検討するときの前提になります。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 古物商による不正品申告のうち 時計・宝飾品類(令和7年) | 31件(総数129件) |
| 質屋による不正品申告のうち 時計・宝飾品類(令和7年) | 40件(総数47件) |
| 訪問購入の行政処分で対象となった取扱商品 | 宝石・貴金属・時計等の中古品 |
| 環境省のリユース市場規模 ブランド品(2024年) | 2,208億円 |
貴金属・ジュエリーとして買い取る対象は幅があります。レジ・釣銭準備金の用意を考えるときは、下のどれを主力にするかで前提が変わります。
レジ・釣銭準備金の用意の進め方そのものは貴金属・ジュエリーでも大きくは変わりません。変わるのは、判断に使う数字と、優先すべき確認項目です。上の数値を踏まえたうえで、親ページのチェック項目を貴金属・ジュエリーの条件に置き換えて使ってください。
立ち上げ課題は全50項目あります。一覧から他の項目も確認できます。

