
在庫管理システムの導入の進め方・判断基準・費用の考え方は、親ページにまとめてあります。 このページでは貴金属・ジュエリーに固有の数字と論点だけを扱います。 はじめての方は先に親ページをお読みください。
買取店の在庫管理システムは、商品点数を数えるための道具としては投資に見合いません。効果が出るのは、古物営業法第16条の記帳と第18条第1項の3年保存を同じデータで満たせるか、そして在庫が現金に戻る速度を短くできるかの2点です。中小企業実態基本調査では、従業者5人以下の小売業は粗利率31.7%と6〜20人の31.2%を上回りながら、営業利益率は0.2%対1.5%と大きく劣ります。粗利ではなく回転で負けている構造に、システムがどう効くかを整理します。
このほかチェック項目13点、よくある失敗、 よくある質問7件を掲載しています。
公表統計から、貴金属・ジュエリーに関係する数値を抜き出しました。在庫管理システムの導入を検討するときの前提になります。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 古物商による不正品申告のうち 時計・宝飾品類(令和7年) | 31件(総数129件) |
| 質屋による不正品申告のうち 時計・宝飾品類(令和7年) | 40件(総数47件) |
| 訪問購入の行政処分で対象となった取扱商品 | 宝石・貴金属・時計等の中古品 |
| 環境省のリユース市場規模 ブランド品(2024年) | 2,208億円 |
貴金属・ジュエリーとして買い取る対象は幅があります。在庫管理システムの導入を考えるときは、下のどれを主力にするかで前提が変わります。
在庫管理システムの導入の進め方そのものは貴金属・ジュエリーでも大きくは変わりません。変わるのは、判断に使う数字と、優先すべき確認項目です。上の数値を踏まえたうえで、親ページのチェック項目を貴金属・ジュエリーの条件に置き換えて使ってください。
運営解決策は全45項目あります。一覧から他の項目も確認できます。

