
査定マニュアルの整備の進め方・判断基準・費用の考え方は、親ページにまとめてあります。 このページでは貴金属・ジュエリーに固有の数字と論点だけを扱います。 はじめての方は先に親ページをお読みください。
査定マニュアルは接客を統一するための文書ではありません。査定額として提示した金額がそのまま仕入原価になる以上、マニュアルが管理しているのは原価です。この記事では、法定手続きの手順書と品目別の判断基準を分けて作る理由、古物営業法第16条の記載5項目を査定票の固定欄に置く方法、買い取らなかった査定の様式、そして改定を起こす事象の決め方を条文と公的統計にもとづいて整理します。制作費に使える公的支援と、その対象外になるものまで含めます。
このほかチェック項目10点、よくある失敗、 よくある質問6件を掲載しています。
公表統計から、貴金属・ジュエリーに関係する数値を抜き出しました。査定マニュアルの整備を検討するときの前提になります。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 古物商による不正品申告のうち 時計・宝飾品類(令和7年) | 31件(総数129件) |
| 質屋による不正品申告のうち 時計・宝飾品類(令和7年) | 40件(総数47件) |
| 訪問購入の行政処分で対象となった取扱商品 | 宝石・貴金属・時計等の中古品 |
| 環境省のリユース市場規模 ブランド品(2024年) | 2,208億円 |
貴金属・ジュエリーとして買い取る対象は幅があります。査定マニュアルの整備を考えるときは、下のどれを主力にするかで前提が変わります。
査定マニュアルの整備の進め方そのものは貴金属・ジュエリーでも大きくは変わりません。変わるのは、判断に使う数字と、優先すべき確認項目です。上の数値を踏まえたうえで、親ページのチェック項目を貴金属・ジュエリーの条件に置き換えて使ってください。
運営解決策は全45項目あります。一覧から他の項目も確認できます。

