
与信・掛け取引のリスクの進め方・判断基準・費用の考え方は、親ページにまとめてあります。 このページではお酒に固有の数字と論点だけを扱います。 はじめての方は先に親ページをお読みください。
買取業を一般の卸売業と同じ枠で見ると、与信管理の話は取引先全般に及びます。実際には違います。客から品を買い取る仕入側では、その場で現金を渡すため信用を評価する場面がありません。掛けが発生するのは、買い取った品を売る出口側だけです。この記事では、古物営業法第15条の確認義務が支払能力の審査ではないことを条文から確認し、掛けで卸すと在庫回転と現金到達がどう分かれるか、貸倒れが起きたときに何を失うかを、公的統計の粗利率と営業利益率から示します。
このほかチェック項目12点、よくある失敗、 よくある質問7件を掲載しています。
公表統計から、お酒に関係する数値を抜き出しました。与信・掛け取引のリスクを検討するときの前提になります。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 古物営業法上の扱い | 「道具類」に含まれる。令和7年の不正品申告は道具類37件で区分別最多 |
| 必要な許可 | 古物商許可に加え、販売方法によっては酒類の販売業免許が必要 |
お酒として買い取る対象は幅があります。与信・掛け取引のリスクを考えるときは、下のどれを主力にするかで前提が変わります。
与信・掛け取引のリスクの進め方そのものはお酒でも大きくは変わりません。変わるのは、判断に使う数字と、優先すべき確認項目です。上の数値を踏まえたうえで、親ページのチェック項目をお酒の条件に置き換えて使ってください。
資金課題は全30項目あります。一覧から他の項目も確認できます。

